3/1 大法寺の上棟式参加
2020年3月1日
季刊紙『マイレ』でご紹介しております
大法寺さんの上棟式に
参加させていただきました。
今回は、本堂の建て直しを行います。
もう本堂がだいぶ古くなっており、
檀家さんが気持ちよくお参りに来れるよう、
また住職の世代交代になったときのため。
そして、
災害などがあったときに
地域の人たちの避難の場所になるように。
将来のための建て直しです。
現在では餅まきを行う方は少なくなりましたが、日本では家を建てる際に餅まきを行い、厄払いを行ってきました。
餅まきとは、新築で家を建てる際に行う“上棟”(じょうとう)という工程が無事に終わったことを祝って餅をまく行事のことで、「餅投げ」とも呼ばれています。
<上棟式(じょうとうしき)とは?>
ウキペディアによれば
上棟式(じょうとうしき)とは、日本で建物の新築の際に行われる祭祀である。棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、建舞(たてまい)ともいう。上棟式には神道様式や仏教様式がある。
棟木とは、屋根部分の一番上に横向きに取り付けられる木で、古くから棟木は家の象徴的存在と考えられています。 文字通り、「棟木を上げる式」と言うことですね。 地鎮祭が、氏神様を鎮め、土地を利用させてもらい、工事が無事に進むように祈る儀式であるのに対し、上棟式は竣工後の安全を願うために行われます。
<餅まきは上棟式で行う>
上棟式とは、上棟を行った際に建物の棟が無事上がったことへの感謝と、これからの工事の安全と完成を祈願するために行われるものです。
上棟は木造建築における作業工程の1つではありますが、鉄筋コンクリート造のビルなどであっても、主な構造ができ上がった時期を上棟とし、同時期に上棟式を行うケースもあり、この際に餅まきを行います。
<餅まきの由来>
餅まきの由来は、
災いを払うための儀式だといわれています。
昔は、家を建てられるということは富の象徴であり、それを妬む厄災などが起こると考えられていました。
それを防ぐために、神様に献上するお供え物であり保存食でもある餅や小銭をまくといった習慣が生まれ、それが“上棟の際は餅まきを行う”という日本の伝統として受け継がれているのです。
*現代の餅まきでは、地域や土地柄によってまくものや行いかたが異なり、餅の代わりにお菓子やタオルをまくケースや、餅とお菓子やタオルを両方まくケースなど様々です。
今回の大法寺さんの改修工事で
金子石材滝戸は、
本堂周りの石畳や砂利、
池の施工を担当させていただきます。
このような本堂の建て直しの工事に
携われることは、
きっと一生に一度のこと。
たいへん有り難く光栄であり、
人生の大きな仕事として
誇りを持って施行したいと思います。