3月の天体ショー
★ 3月の天体ショー★
月と3惑星が接近する日も!
月と火星、木星、土星が接近
18日(水)から20日(金)にかけて、
日の出前の南東の空では、
下弦を過ぎて細くなりつつある月が、
火星、木星、土星の3つの
惑星のそばを通りすぎるため、
賑やかな空となります。
18日(水)の日の出前は、
南東の方角には月と3つの惑星が、
右上から、月、火星と木星、土星の順番で、
ほぼ等間隔に並んで見えます。
19日(木)の日の出前には、
より細くなった月は
土星の右下へと位置を変えます。
20日(金)の日の出前には、
月はさらに移動し、火星と木星、土星、
そして一層細くなった月の順番に並びます。
明るい惑星たちを目印に、
日ごとに大きく位置と形を変える
月の様子をお楽しみください。
<月と金星が接近>
3月下旬、夕暮れ時の西の空では、
金星がひときわ鋭い光を放ちます。
特に25日(水)は、
金星が東方最大離角を迎えるため、
たいへん見やすくなっています。
そして28日(土)は
明るい金星の左下で、
上弦前のまだ細い月が輝き、
美しい眺めとなります。
マイナス4.4等もの輝きの金星と
明るい月は、
まだ空に明るさが残るうちから
観察できます。
<3月の満月は、ワームムーン>
本日10日(火)2時48分に
満月を迎えました。
*アメリカの先住民は
季節を把握するために、
各月に見られる満月に名前をつけていました。
3月は、雪解けの地面に見られる
ミミズ(ワーム)の這った跡にちなんで
名前がつけられたと言われています。
ウェザーニュースより