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チョイジンラマ寺院博物館に行ってきました!

ウランバートル中心部、チンギス・ハーン広場のすぐ南。

世界の宗教を実際に目で見て学ぶため、先日ウランバートル中心部のチョイジンラマ寺院博物館を訪れました。

今回はその見どころレポートと、旅先で仕入れたチベット仏教の豆知識を織り交ぜつつお届けします😊

 

🏛️ チベット仏教の基礎知識:なぜ「ラマ教」とも呼ばれるの?

チョイジン・ラマ寺院博物館の展示物を見る前に、少しチベット仏教について予備知識を入れましょう。

チベット仏教は、大乗仏教の一派で、特に密教的な要素が強いのが特徴です。

日本ではかつて「ラマ教」と呼ばれることもありました。

この「ラマ」というのは、チベット語で「上師」や「導師」を意味し、悟りを開いた高僧を指します

つまり、「ラマ教」という呼び方は、高僧(ラマ)が教えを説く仏教、という意味合いだったんですね。

 

 

📜 モンゴルにおけるチベット仏教

モンゴルでは、国民の約6割が仏教を信仰しており、その8割以上がチベット仏教徒です。

チベット仏教がモンゴルに伝わったのは、モンゴル帝国時代、フビライ・ハンが中国大陸を征服する際に、軍事的な制圧とは別にチベット仏教を保護したことがきっかけとされています。

1908年に建立されたチョイジン・ラマ寺院博物館は、ウランバートルで最も美しいチベット寺院の一つとされており、110年以上の歴史を誇ります

 

🏯 博物館で見た曼荼羅の世界

博物館に足を踏み入れると、まず目を奪われたのが、精緻に描かれた曼荼羅(マンダラ)の数々でした。

曼荼羅は、仏の悟りの世界や宇宙を象徴的に表したもので、チベット仏教において非常に重要な役割を果たします。

モンゴルの仏師ザナバザールの仏教美術も満載で、その精巧さに息をのみます。残念ながら内部の写真撮影は許可されていませんが、その美しさは目に焼き付きます。

曼荼羅をじっくりと眺めていると、その複雑な構図や色彩の豊かさに圧倒されます。

一つ一つの仏様やシンボルには深い意味が込められており、解説を読みながら鑑賞することで、まさに曼荼羅の世界に入り込むような感覚になりました。

 

 

✨ チベット仏教の豆知識:転生する活仏、ダライ・ラマ

チベット仏教といえば、ダライ・ラマ法王の存在を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ダライ・ラマは、チベット仏教ゲルク派の最高指導者であり、観音菩薩の化身とされています。

驚くべきは、ダライ・ラマが「転生」すると考えられていることです。

現在の14世ダライ・ラマも、先代のダライ・ラマの生まれ変わりとして認定されています。

この転生システムは、チベット仏教の面白い特徴の一つと言えるでしょう。

 

✓タンカに秘められた教え

博物館には、布に描かれた仏画「タンカ」も数多く展示されていました。

タンカは、仏様の姿や仏教の教え、歴史などを視覚的に伝えるための重要なツールです。

特に印象的だったのは、厳しい修行の様子や輪廻転生を表すタンカでした。

それらを見ていると、チベット仏教が説く「生」と「死」、そして「悟り」への道のりが、より具体的に心に響いてくるようでした。

 

✓チベット仏教の豆知識:マニ車六字真言

チョイジン・ラマ寺院博物館では見かけなかったかもしれませんが、チベット仏教徒の生活に深く根ざしているものに「マニ車」があります。

マニ車は、内部に経文が納められており、これを回すことで、経文を読んだのと同じ功徳が得られるとされています。

そして、マニ車とともに唱えられるのが、有名な「六字真言」です。

 

✓「オン・マニ・ペメ・フム」

この真言は、観音菩薩の慈悲を表し、唱えることで苦しみから解放され、悟りへと導かれると信じられています。シンプルながらも深い意味を持つ言葉です

 

 

💎 最後に

チョイジン・ラマ寺院博物館での時間は、私にとって非常に貴重な体験となりました。

もし機会があれば、ぜひチョイジン・ラマ寺院博物館を訪れてみてください。

今回の豆知識を参考に、より深くチベット仏教の魅力に触れていただけたら幸いです😊

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