< 5月の天体ショー >
< 5月の天体ショー >
今夜は 満月 「フラワームーン」
※5月7日(木)19時45分に満月を迎えます。
本日は 爽やかな晴れ。
今夜の満月も期待できます。
今日 心地よい風というよりは、
少し強めの風が吹いていますね。
5月の風物詩、
空を泳ぐこいのぼり。
この「こいのぼり」が 美しく空を泳ぐには、
風速5メートル位の風が最適!
まさに今!
あちこちで、気持ちよく泳ぐ姿が見られます。
< 5月の星空 >
*北斗七星が宵空の高いところに見えます。
*夕空に見えていた宵の明星の金星は、
今月でいったん見納めで、来月以降の明けの明星に。
*未明から明け方には木星と土星が並んで見えます。
*13日には月を含めた 3天体集合が起こり、
水星との大接近や、細い月との共演が 楽しめます。
< みずがめ座η流星群が極大 >
6日は、みずがめ座η流星群が極大でした。
残念ながら富士周辺は今回雲が多く、
ところによっては雨もパラつき
条件が悪かったので観測は困難でした。
※みずがめ座η流星群は
毎年ゴールデンウィークの終わりごろに活動する流星群で、
速度が速いのが特徴。
ハレー彗星の通り道を地球が通過し、
そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで、
上空100km前後で発光して見える現象です。
<月が木星、土星、火星に次々と接近>
5月中旬の明け方、南の空には木星と土星が、
少し離れて南東の空には火星が輝いています。
14日に下弦となる月が、
12日から16日にかけてこれら3つの惑星に近づきます。
月が木星と土星に最も近づくのは13日の明け方です。
木星、土星、月は、
日付が13日に変わったばかりの頃に
南東の空の低い位置にありますが、
時間がたつにつれて高く昇り見やすくなります。
月の北西にある約マイナス2等の木星が、
月の光に負けずに輝く様子を楽しむことができます。
月のすぐ北には約1等の土星。
15日から16日にかけて、月は火星に近づきます。
10月の地球との最接近に向けて
明るさを増している火星は既に約0等に達していて、
月の光に埋もれることなく力強い光を見せてくれます。
< 5月24日 細い月と水星、金星が接近 >
5月24日の夕方、西北西の低空
月齢2の細い月と水星、金星が接近します。
3天体が整った三角形に並んで見えます。
日の入り30分後の高度が、10度前後とかなり低いので
西北西の空が開けたところがおすすめです。
【 形が変わる金星 】
地球・金星・太陽の位置関係により、
金星は月のように大きく満ち欠けして見えます。
また月と異なり、
金星は見かけの直径も大きく変化します。
形や大きさの変化は肉眼ではわかりませんが、
倍率が高めの双眼鏡や
天体望遠鏡で見るとよくわかるそうなので、
欠けた姿を観察してみてください。
参照
国立天文台 ほしぞら情報
AstroArts