お墓の建て替え
石塔 万成石 (まんなりいし) 産地(岡山県)
外柵 滝根石(たきねいし) 産地( 福島県)
今回はお墓の建て直しでした。およそ百年程前に建てられた墓石は表面の風化が進んで表面は脆くなりましたが、元々の石塔が標準サイズより大きい事もあり、石塔部分を磨き直して、代々受け継がれてきた石をほぼ標準サイズで蘇らせる事が出来ました。(しかし、石の材質・硬度・産地によって経過劣化も違います。やはり石にも良し悪しがあるのも否めません。その劣化具合によっては、磨き直しが叶わないこともあります。)
敷地も広かったので分割し、後に親族も思い思いの石塔を建てられるように基礎工事をいたしました。また、カロート（納骨室）は２段式にして、お骨を手前に収めやすくしてあります。
あるお墓に関するアンケートに、「建墓」「樹木葬」「永代供養」「散骨」の中で、最も満足度が高いのはどの選択だったのか？というものがあります。結果は、現在も「建墓」。メディアでよく取り上げられるのは「永代供養塔」や「樹木葬」ですが、やはりお墓は、先祖代々受け継がれていく事に安心感が得られるのかも知れません。
施主さんも今回の建て直しにご満足いただき、後世に残る良きお墓になりました。
建て直しの工程作業の詳細は、下記サイトに掲載しております。是非、ご覧下さい。
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