ベトナム研修に参加しました
2026年8月2日から4日まで、ベトナム・ホーチミンにて研修に参加しました。
今回の研修では、墓園や石材工場、寺院などを訪問し、ベトナムの石材事情や供養文化、現地のものづくりについて学びました。

✅PHUC AN VIEN CEMETERY(フックアンヴィアン墓園)
ホーチミン市郊外にある「PHUC AN VIEN CEMETERY(フックアンヴィアン墓園)」を訪問しました。ホーチミン市の都市計画資料では、約19ヘクタールの墓園として位置づけられています。
墓園内には、日本のお墓とは大きく異なる、色鮮やかで大規模な墓所が数多く並んでいました。
屋根や柱、龍などの細かな装飾が施されたものや、寺院・建築物のような立派な墓所、キリスト教式のお墓など、宗教や家族によってさまざまな形が見られます。
ベトナムでは古くから祖先を敬い、家族とのつながりを大切にする文化が根付いています。
儒教の「孝」の考え方や仏教、民間信仰などの影響もあり、お墓は単に故人を埋葬する場所ではなく、祖先への敬意や家族の歴史を形にする大切な場所として考えられています。
そのため、お墓にかける費用や規模も日本とは大きく異なり、現地では家一軒を建てられるほどの費用をかけて立派なお墓を建てることもあると伺いました。
実際に現地のお墓を見学し、形や規模、供養の方法は国によって大きく異なっていても、根底にある「大切な人を想い、故人や祖先を大切にする」という気持ちは日本と共通していることを改めて感じました。

✅Pháp viện Minh Đăng Quang(ミンダンクアン寺院)
「Pháp viện Minh Đăng Quang(ミンダンクアン寺院)」は、ベトナム南部で発展した仏教・托鉢(たくはつ)派の重要な寺院の一つです。1968年に創建され、2009年から大規模な改修が行われ、現在は約3万7,500㎡の広大な敷地に本堂や4基の大きな仏塔などが建つ壮大な寺院となっています。
伝統的なベトナム仏教建築と大規模な寺院建築が融合した姿が印象的で、現在では礼拝の場だけでなく、僧侶や信徒が仏教を学ぶ場、さらには国際的な仏教交流の場としても利用されています。

✅今回の経験を今後の仕事へ
今回のベトナム研修では、石材という仕事について学ぶだけでなく、お墓や供養のあり方について改めて考える機会となりました。
時代とともに、お墓の形や供養の方法は変化していきます。
しかし、大切な人を想う気持ちや、故人を偲ぶ文化そのものがなくなるわけではありません。
金子石材滝戸としても、従来のお墓だけにとらわれることなく、これからの時代に求められる供養の形や、石だからこそ生み出せる価値について考え続けていきたいと思います。
今回の研修で得た経験や新たな視点を、今後の仕事やお客様へのご提案に生かしてまいります。

