死者の日とは？ディズニー映画『リメンバー・ミー』で描かれるメキシコの伝統文化｜富士・富士宮・蒲原・由比の墓石、お墓、墓地

ディズニー映画『リメンバー・ミー』（原題：Coco）をご覧になったことがありますか？

この映画は、メキシコの死者の日を舞台にした感動的な物語です。

主人公のミゲルは、音楽家を夢見る少年で、ひょんなことから死者の国に迷い込んでしまいます。

そこで彼は家族の歴史と絆を再発見し、壮大な冒険を繰り広げます。

この映画の色彩豊かなビジュアルと心温まるストーリーは、

死者の日の文化的な美しさと深い意味を見事に描き出しています。

今回は、リメンバー・ミーの元となった『死者の日』について簡単に解説していきます。

死者の日のお祭りは毎年11月1日と2日に行われ、

亡くなった愛する人々を偲び、その思い出を祝う特別な時間です。

古代メソアメリカの伝統から始まり、

今ではメキシコ全土でカトリックの「万聖節」と「万霊節」に対応する形で祝われています。

オフレンダ

映画の中で、重要な役割を果たすのが「オフレンダ（Ofrenda）」です。

オフレンダは、故人の写真やキャンドル、マリーゴールドの花（センプアスチル）、

故人の好物などを飾る祭壇のこと。

これらのアイテムは、故人の魂が家族のもとに戻り、再会を果たすための道しるべなのです。

映画『リメンバー・ミー』でも、ミゲルの家族がオフレンダを通じて先祖を偲ぶシーンがありますよね。

カラベラとカトリーナの魅力

また、『リメンバー・ミー』には、骸骨（カラベラ）や

華やかな骸骨の女性像（カトリーナ）がたくさん登場します。

カラベラのメイクをしたキャラクターたちや、カトリーナの優雅で美しいデザインは、

死者の日の象徴として映画を彩っています。

これらの要素は、死者の日が単なる追悼ではなく、

故人との再会を祝う喜びに満ちたお祭りであることを強調しています。

まとめ

このブログを読んで、死者の日と『リメンバー・ミー』に興味を持っていただけたでしょうか？

そして、もし機会があれば、メキシコの色鮮やかなお祭りを体験してみてはいかがでしょうか。

次回は日本の伝統的なお祭り、『盆踊り』について紹介していきます！

またお会いしましょう！