献眼者顕彰之碑｜富士・富士宮・蒲原・由比の墓石、お墓、墓地

先日、富士宮聖苑にある献眼者顕彰之碑にペンキ入れをさせていただきました。

既存の文字にペンキを入れる。。。しかも大きな石の表面が自然なままの石肌。

どうやれば仕上がりが綺麗に、そして雨の合間の一日でできるか。

筆でそのまま入れればいいのでは。。。

それではいかんのです。

彫ってある字の中にも凹凸がありそれではペンキが綺麗に入らない。

字の際も綺麗に仕上げたい！ペンキ入れは字の際のキレの良さが見た目に大きな差が出る。。。

んーんん－。。あれはどう？こうやったらどう？みんなで話し合いをしました。

そして社長は決意の右手を大きく上げて立ち上がりました！

やはり１文字１文字、マスキングテープで養生しよう！

手間はかかるけれど、やろう！！！！！

字の周りを

マスキングテープでちぎり絵のようにしたり、

カッターを使って細部もぬかりなく。

そのまた周りを養生して、

やっとペンキを入れ始めたところ。

そして出来ました。くっきりはっきり！

これで皆さんに見ていただける。

今まで目の不自由な方に眼球を提供し、

必要な方々の角膜となり、眼の中で生き続けてくださっている皆様。生きていてくださった皆様。

献眼者皆様のご遺徳を偲び、敬意を表します。

私もいつかお役に立ちたい。