11月の天体ショー
< 11月の天体ショー >
☆流星群が2つ出現!
☆月と惑星の接近も!
<おうし座北流星群>
12日(木)22時頃 東の空
11月12日(木)
おうし座北流星群の活動が極大を迎えます。
おうし座流星群には、
「北群」と「南群」の2つがあり、
毎年10月中旬~11月中旬ごろに出現します。
12日(木)は「北群」の方。
出現のピークは非常になだらかなので、
期間中天気の良い日に観察を。
*2つの群を合計しても
1時間あたり最大で10個ほどの
小規模な流星群。
火球の割合が高く、
明るい流星を目にできる可能性大。
気長に流星観測を。
<月と金星が接近>
13日(金)日の出30分前。
11月は、日の出前の東南東の空に
金星と水星の姿が見えます。
その側におとめ座の1等星スピカも。
金星は水星よりも空の高い位置に見え、
11月13日(金)の夜明け前には
細い月との接近が楽しめます。
*次回の接近は12月13日(日)
<月と水星が接近>
14日(土)日の出30分前 東南東の空
☆11月14日(土) 日の出前。
新月前の細い月が
水星に接近します。
明るくなりつつある中、
水星や細い月を肉眼で探すのは
少し難しいかも。
(双眼鏡を使うと探しやすいそうです。)
*水星は11月11日(水)に
西方最大離角となるため、
前後数日間、日の出前の東の低空で見やすくなります。
< しし座流星群 >
18日(水)2時頃
11月17日(火)には、
しし座流星群が活動の極大を迎えます。
極大の予測時刻は20時。
一番の見頃は?
18日(水)未明から明け方となりそう!
今回は月明かりの影響がなく、
空の条件の良いところで
1時間あたり5~10個ほどの流星が
出現します。
<月と木星・土星が接近>
18日(水)~20日(金)18時頃 南西の空
日の入りから1時間ほどたって
暗くなってきた頃。
南西の低空で、木星と土星が
寄り添うように輝きます。
*木星と土星は、
12月下旬にかけて近づきます。
晴れたら日の入り後の
南西の空を見上げてみましょう。
☆19日(木)
細い月が木星と土星に接近。
幻想的な細い月が、
明るい木星や土星と隣り合う
美しい姿が楽しめます。
*次回の接近は12月17日(木)
<月と火星が接近>
25日(水)~26日(木)19時頃 南東の空
先月10月6日地球に最接近した火星。
今月は、観測しやすい時間帯に
空に昇るようになってきました。
明るさは最接近時に比べて
少し落ちますが、日の入り後南東の方角!
一番に目につきます。
☆25日(水)~26日(木)
上弦を過ぎた月が火星に接近します。
月に負けじと輝く、
火星との共演をお楽しみに。
*次回の接近は、12月23日(水)~24日(木)
<11月の満月はビーバームーン>
11月は30日(月)18時30分に
満月を迎えます。
その名前の由来は?
*ネイティブアメリカンが、
ビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期。
*ビーバーが、
冬の為のダム作りを始める時期。
という2つの説があるようです。
空気が澄んできて、
キレイに輝く星空を楽しめる季節です。
早朝・夕方・夜!
寒さ対策をしっかりして、
天体観測を楽しみましょう。
参照:ウェザーニュースより