鉄隕石製 古代エジプトの剣
< 古代エジプトの剣は、鉄隕石 >
静岡新聞の「子どもかがく新聞4月26日号」で紹介された記事。
『古代エジプトのツタンカーメン王の墓にあった鉄拳の材料は
”宇宙からきた鉄隕石である“』
これは、イタリアの研究チームによって
4年前に発表されていた事ですが、
どのように作られたかは謎に包まれておりました。
このほど千葉工業大学が、
鉄拳に含まれている元素を分析し、
加熱することによって加工したらしいことが
分かってきたそうです。
その記事が、こちら。
※おやこアットエスで検索すれば、出てきます。
さて、ここでいう 『鉄隕石』とは?
やはり、
「石」という記述に惹かれて 調べてみました。
ウキペディアによると、
< 鉄隕石 >
石鉄隕石(せきてついんせき、英語: stony-iron meteorite)は、ほぼ等量の鉄‐ニッケル合金とケイ酸塩鉱物からなる隕石のことである[1]鉄隕石や石質隕石に比べ非常に希で、2万2507個中116個しかない[要出典]。
では、 隕石とは?
< 隕石 >
隕石(いんせき、英: meteorite)とは、惑星間空間に存在する固体物質が地球などの惑星の表面に落下してきた際、大気を通過中に高熱で気化せずに残ったものが隕石である。
1985年までに発見された2700個の隕石中、落下するところが目撃されたのはおよそ45%である[2南極では日本をはじめとして各国の南極観測隊が1985年まででも7500個の隕石を回収した[2]。隕石カタログ(Catalogue of Meteorites 2000年版)には2万2507個(南極隕石1万7808個を含む)が掲載されている。このうち2万1514個(95.6%)が石質隕石、865個(3.8%)が鉄隕石、116個(0.5%)が石鉄隕石である[3]。
では、石質隕石とは?
< 石質隕石 >
軽く説明を転記しましたが、
隕石についての様々な記述の中に
心惹かれる項目がありました。
“隕石に関する遺物の項目をご紹介”
京都 東山といえば、
祇園や 鴨川。
西麓には大規模な寺社が林立し、
それら寺社の庭や石垣には、様々な石が使われています。
しかし、この隕石の話は知らなかったので
思いがけなく、興味深い発見でした。
本来であれば、
この週末からゴールデンウィークに入ります。
しかし、今年は新型コロナウイルスによる自粛と対応で、
京都の町もひっそりとしていることでしょう。
この緊急事態を乗り越えたなら、
是非とも京都の青龍寺を訪れて、
隕鉄・隕石と言われている岩の響きを
確かめてみたいと思います。
県内にも、実に様々な謂れを持つ「石」が数多くあります。
皆さんも、
菩提寺の石碑など、日頃何気なく目にしながら、
深く知らない事があるはずです。
ご住職から話を聞くことで、
一層親しみを感じられるのではないでしょうか。
またコラム欄では、
そんな身近な「石の話」を拾い集めて
紹介していきたいと思います。