2020年 ４月の天体ショー
＜ 4月の天体ショー ＞
今年最も近い満月！ 流星群の出現も！！
2020年4月も、
「月と惑星」に注目です！
今は、
新型コロナウィルス感染防止対策で
外出自粛要請中。
春爛漫 桜も満開！
風に花びらが舞っていますが、
いつものようなお花見は 楽しめませんね。
天体観測は、場所によっては
自宅の窓やベランダからも 楽しめます。
ゆったりと
夜空を見上げて みませんか？
＜ 満月 ピンクムーン ＞
4月は8日(水)11時35分に満月を迎えます。
この満月は、2020年
地球に最も近い満月（今年最大の満月）
スーパームーン となります。
( こちらは昨夜の夜桜越しの満月 )
＊月の公転軌道は楕円のため、
月と地球の距離は一定ではありません。
今回は、最も地球と月が近くなります。
今年最も遠い満月（10月31日）と比較すると、
視直径が約14パーセント大きく、
約30パーセント明るく見えるそうです。
４月の満月は、その名も「ピンクムーン」
アメリカの先住民は、
季節を把握するために
各月の満月に名前をつけていました。
4月は、開花の早い野花にちなんで
「ピンクムーン」（桃色月）
という名前がつけられたそうです
芝桜やキキョウ、ナデシコなど、
ピンク色の花を咲かせる
フロックス属の植物が
4月から5月にかけて開花期を迎え、
辺り一面を ピンクに染めあげます。
ちょうどその時期の満月ということで、
ピンクムーンとなったそうです。
＜ 月が木星、土星、火星に接近 ＞
15日(水)～17日(金)
日の出前の南東の空に、
右上から木星、土星、火星の
3つの惑星が並び、
15日(水)から17日(金)にかけては
月が近くを通過します。
15日(水)
下弦の月が木星に近づきます。
木星は明るく、半月の側でも輝きます。
16日(木)
より細くなった月が、
土星を通り過ぎて火星に近づきます。
木星に比べて穏やかな輝きのため、
双眼鏡での観測がおすすめです。
17日(金)
月が3つの惑星の左下に移動して、
4つの天体がバランスよく並びます。
＜ 4月こと座流星群が出現 >
22日(水)、
こと座流星群の活動が極大。
極大時刻は夕方16時ごろと予測。
放射点が高く昇る
22日(水)深夜から
23日(木)明け方にかけてが見ごろ。
ちょうど 23日(木)が新月のため、
月明かりの影響がない好条件。
ただし、流れる数は
見晴らしが良いところでも
1時間あたり5個から10個ほどだそう。
ゆっくりと、
流れ星を待ってみてください。
＜ 月と金星が接近 ＞
日の入り直後の まだ明るい西の空で、
金星が明るく輝きます。
28日(火)に最大光度に達する金星は、
4月中旬以降も
マイナス4.5等以上の明るさを保ちます。
これは1等星と比べて
100倍以上の明るさなのです。
26日(日)には、
その金星の左下で
月齢3の細い月が輝きます。
夕闇が迫る中、
鋭く輝く金星と 細い月が
一緒に地平線へ近づいていく様子が
楽しめます。
[参照 ウェザーニュースより]
※暖かい日が多くなりましたが
夕方からは冷えてきますので、
天体観測は 暖かくしてお楽しみください。
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