秋の香り
< 秋の香り・キンモクセイ(金木犀 )>
曇りや雨が続きます。急に肌寒くなったので、皆さんも体調管理にはご注意くださいね。
“風に乗ってほのかに、あま〜い香りが漂い始めました。“
そう、金木犀です。この数日でオレンジ色に変化して、香りの出所も見つけやすくなりました。
金木犀の花の開花期間はおよそ一週間と短く、あっという間。
数本部屋に挿してみました。オレンジの花が一晩で鮮やかさを増し、香りも強くなり、作業の疲れを癒してくれます。
二度咲きの種類もあるので、咲き終わった後も注意して見てください。
今回は花言葉を調べてみました。キンモクセイ(金木犀)の花言葉は香りと花姿に由来するそうです。
< キンモクセイ(金木犀)の花言葉 >
①『謙虚・謙遜』
咲かせる花は直径1cmにも満たないこと、小さくつつましい様子にちなんでつけられました。
②『気高い人』
季節の変わり目に降る秋雨の中で、潔くすべての花を散らせることが「気高い人」という花言葉の由来となっています。
また中国では位の高い女性の香料などに加工されたキンモクセイが使われていたなど、この花言葉の由来となっているとも言われています。
③『真実』
キンモクセイのその香りの強さから、開花時を隠すことやごまかすことができず周囲の人が知る。そのような嘘のつけない香りが「真実」の由来になっているようです。
④『陶酔』
原産国の中国で、香りを活かしてお茶やお酒、お香などに利用されていたこともあり、「陶酔(気持のよいほろ酔い気分にさせてくれる)の香り」にちなんでつけられました。
キンモクセイの香りは、3~7日間ほどの短い開花期間のみ感じることができるので、後に目が覚める陶酔という言葉はぴったりですね。
⑤『初恋』
「初恋」もキンモクセイ特有の甘い香りが由来です。人生で誰もが経験し忘れられない「初恋」、そしてキンモクセイの香りも一度かいでしまったら忘れられません。
その一生に一度の忘れることのできない経験がこの花言葉に結びついているのでしょう。
たくさんの花言葉を持つキンモクセイ。あなたの心に響く花言葉はどれ?