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万成石 (まんなりいし)

万成石(まんなり石)

分類:花崗岩

見掛け比重:2.63(t/m3)

吸水率:0.17(%)

産地:日本(岡山県岡山市万成)

万成石は岡山県岡山市北西部万成と矢坂地域で採れる墓石材です。JR岡山駅から西へ5kmの保安林に採石場があります。
火成岩中の深成岩類に属し、中生代白亜紀末に冷却固結してできた石。
特に良質なものは「竜王石」とも呼ばれ、赤みの濃い美しい色をしているのが特徴。

色合い:カリ長石が、万成石の特徴である美しい淡紅色を呈している。国内で採石できるめずらしい桜御影石の一種。
万成石の中でも桜色(桃色)が濃い原石には、「龍王」と呼ばれる称号が与えられます。お客様が桜色をお望みならば「万成石」。桃色をお望みならば「龍王」という選択になります。

そしてやわらかそうにも見えますが、実は、国産墓石材の中でも硬い石として知られています。また、吸水率が0.17%と低いため、自然の風雨にさらされ続ける墓石に適した石材と言えます。建築物では国会議事堂や明治神宮などで採用されています。また、採掘される玉石(原石)は、大きなもので2,000トン以上もあります。ですから、大きなお墓でも石色を揃える事が出来ます。

石質:結晶は極めて堅固で、艶が良く出る。
吸水率が低い。

特徴:桃色がかった独特の色が、かわいらしさと高級感をうむ。

用途:昔から多く使用されており、墓石だけに留まらず、石彫、石碑、建築材など幅広い。

その歴史は天保時代(1830年~1843年)から始まったと伝えられています。本格的な採掘は1888年(明治21年)頃からですから120年以上の歴史ある墓石材です。

万成石の人気の秘密は桜色の石肌。一般的にイメージされる墓石の色とはかけ離れた華やかなピンク色は、一目見ただけで「うちのお墓はこれしか無い!」と決めてしまわれる方もいらっしゃいます。優しい桜色、その色合いから女性的な墓石材とも言えるかも知れませんが、国産墓石材の中でも硬度が高いので墓石材としてもお勧めです。日本の銘石の一つとしてのブランドも確立されているのも見逃せない点です。

優しい桜色が鮮やかな万成石は多くの著名人や建築家に愛された国産石材で、数多くの建築物にも利用されています。皆様の知っている建物も多数あります。(もしそこへ出向く機会がありましたら、ピンク色の石を探してみてください。)

〈万成石が選ばれたお墓〉

石原裕次郎(俳優)、池田隼人(元首相)、廣池千九郎(法学博士)イサム・ノグチ(彫刻家)、朝倉文夫(彫刻家)、高村光太郎(彫刻家)、成瀬巳喜男(映画監督)、吉川英二(作家)、堀辰雄(作家)など。(多くの有名人のお墓の他にも「伊勢丹ビル」「明治神宮絵画館」などや各地モニュメントにも多く使われております。)

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