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「宇宙葬」

< 葬儀の形態の広がりは、ロケットで宇宙へと! >

「宇宙葬」

2018年12月4日未明、人工衛星に遺灰を納めたカプセルを載せてロケットで打ち上げる「宇宙葬」がアメリカで行われ、そのニュースは今朝あちこちで報道されております。

この「宇宙葬」はアメリカのベンチャー企業「エリジウムスペース」が初めて実施したもので、亡くなった人の遺灰を大きさ1センチ程の四角いカプセルに納め、超小型衛星に載せて打ち上げるものです。衛星は地球の周りを数年回ったあと大気圏に突入して燃え尽きます。(今回の遺灰を納めたカプセル1つの代金はおよそ30万円だそうです。)

また「宇宙葬」といたしましては、民間の宇宙利用の拡大で希望者が増え、ロケットで宇宙空間に到達しそのまま地上に戻って来るというものは既に実施され、「月面までロケットで送る宇宙葬」も計画されているそうです。

今回の「宇宙葬」には日本人30人を含む150人の遺灰が、日本時間午前3時半過ぎ、アメリカカリフォルニア州の空軍基地から打ち上げられました。その様子はインターネットで中継され、自宅で打ち上げの様子を見守った方のインタビューも行われております。
「宇宙葬にして欲しい」そう遺書に残して亡くなった娘さんとの約束が果たせた今回の方のお言葉の中に、「宇宙から我々家族のことを見守ってくれていると思います。」とありました。
故人を偲び想う時、人は天を見上げる。「空から」「お星様になって」見守ってくれる。そう表現することがありますが、今回本当に空から見守ってくれるということになりましたね。

葬儀、お墓の様式・形態は少しずつ変化しておりますが、いつの時代も「想う」気持ちは変わらない。そう信じております。

お墓が何故「石」なのか?
衛星は数年回った後に燃え尽きるそうですが、「石」は人の想いも一緒に、長く後世に伝えていける素材として選ばれてきています。

今年もあっという間に12月。「師走」の文字が示すように、気忙しいこの時期は、気候の変化も大きいので体調管理にも気をつけていただきたいと思います。

そして一年の締めくくりには、大掃除がつきものですね。
お墓掃除もそのひとつ。
先祖より受け継いだお墓の長年の汚れを落とすノウハウは、やはり専門家にお任せ頂きたく思います。
先ずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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